見守り・成年後見人の定期訪問

2012年9月24日

当方が担当している見守り契約の対象者の方、成年被後見人等の方のところへは、ある頻度で定期訪問をしています。

ご本人が在宅で、毎月訪問することになっている方

ご本人が在宅で、毎月ご本人からお電話をいただいて健康状態などの報告をいただき、半年に１度訪問することになっている方

ご本人は施設に入所されていて毎月、あるいは数カ月に１回訪問することになっている方、等々　　　その訪問の態様は様々です。

皆、それぞれその方にあった内容で定期訪問をさせていただいています。

在宅であることや施設入所についての考え方も様々。早く施設に入りたい方、絶対に有料老人ホームには入りたくないという方、できるだけ在宅で自分で頑張ってみていよいよというときには老人ホームに入所しようと考えている方、それぞれその方の価値観の違いでいろんな考えがあるものです。

しかし、どの方にも共通していることは、見守るあるいは後見する側として、ご本人の性格や価値観の普遍的なところは当然把握するのですが、ご本人の微妙な変化をちょっとした会話で感じ取る、ちょっとした出来事でも見逃さないということです。

ですから、我々専門職は、知識を豊富にして研鑽を積むだけではなく、一人の人間として人に対するいたわりや慈しみ、あるいは洞察力をも磨かなければならないのです。

このことは同時に、専門職自身やそれを支えるスタッフが、人間的に成長していかなければならないということにほかなりません。

成年後見をやりたいという同職は結構いらっしゃいます。興味深い、面白い仕事であると同時に、人１人の人生を担う責任が非常に重い仕事でもあるのです。