民事信託士となり、セミナー・勉強会のご依頼をいただきました

2016年5月20日

こんにちは！

オールフォーワングループ代表の國松偉公子でございます。

もともと私は司法書士なのですが、最近行政書士になり、

あわせて民事信託士となりました。

 

先月国分寺駅ビルにて、成年後見に焦点を当てた

セミナーを実施しました。

この制度ができてはや１７年。

 

この春「成年後見制度利用促進法」という新しい法律もでき、

成年後見制度も徐々に変化しつつあります。

ただ、家庭裁判所により、硬直的な運営管理もなされてしまうため、

「成年後見制度はできれば利用したくない」という方も

増えつつあるようです。

そこで、民事信託・家族信託のニーズが出てきました。

今回はある金融機関さまより、職員さま向けの勉強会講師のご依頼です。

 

認知症になる前に「遺言を書きましょう」とか

「任意後見契約をしましょう」とか、

今まで何度も聞いたことがおありになるかもしれませんが、

「身内に信託しましょう」という民事信託・家族信託が少しずつ

認知されてきました。

 

後見は必ず「監督」というがんじがらめのチェックが入るため、

身動きが取れないのですが、信託はそれほど「監督」に

さらされることがない、という区別で

認識していただいてもよいかもしれません。

自由度がある程度ある、ということなのです。

 

ご自身やご家族の財産の管理、運用、承継を考えた時、

何をベースに考えていくか・・・重要な問題ですね。