任意後見、見守り契約で思うこと

2015年2月2日

皆さま、こんにちは。

代表の司法書士　國松偉公子でございます。

 

当事務所では、任意後見契約、財産管理契約を結んですでに１０年以上経った方がいらっしゃいます。

ご本人はしっかりしておられてとても気丈な方。なので、まだ見守り契約遂行中の状態です。でも体があちこち大変なことになっている。

 先日、市の社協の方がご本人のお宅に介護認定のために来られるというので、

私も立会いさせていただきました。

いつも思うこと・・・それは質問に答えたり、言われた簡単な動作ができて、

いくら軽い認定になったとしても、

実際にはご本人は痛烈にＨＥＬＰを求めているということ　です。

こんな制度でいいのか、いくら主治医の意見書があるとはいえ、

ご本人の思うように体が動かない、体がいうことをきかないというじれったさ、

ご本人のことが気の毒になってきます。

これからどんどん公の予算が削られ、介護の認定は厳しくなると思うと

切ない気持ちでいっぱいになりました。

赤の他人ではあるものの、１０年以上のお付き合いとなれば家族同然！

感情移入してしまいますね。