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YouTube「7割の自筆証書遺言 闇に葬られる!」をアップしました

2025年2月8日

以前法務局による「自筆証書遺言書保管制度」の

ご紹介をしましたが、

法務省の発表によると、

令和2年7月10日の制度発足から令和6年までの約4年間で

累計8万件を超える遺言書の保管件数となったようです。

年間2万件のペースです。

 

遺言書は大まかには公正証書遺言と自筆証書遺言に分類され、

前者については公証役場の公証人が関与して作成されるため、

公証人連合会というところが発表した統計があります。

 

それによれば令和5年の公正証書遺言の作成件数は約12万件で、

ここ数年10万件くらいから徐々に増えてきています。

 

では自筆証書遺言は?というと自己申告以外に

把握する術がないため正式な統計はないものの、

平成29年度の法務省調査で、

75歳以上の人で自筆証書遺言を作成したことがある

と答えた人は、公正証書遺言を作成したことがある

と答えた人の約1、3倍だったことが分かりました。

 

つまり自筆証書遺言は年間で約13万件位は

最低でも作成されている可能性が高い、

ということになります。

 

自筆証書遺言の家庭裁判所での検認件数は

司法統計では年間約2万件、

加えて年間平均約2万件の自筆証書遺言が

法務局に保管されたとしても、残り9万件以上は

タンスの引き出しや仏壇、貸金庫等に眠っており、

発見されないこともあれば、発見されても

都合の悪いことが書いてあると分かった

相続人によって破棄されたり、

相続人全員で葬り去っている可能性もあるということです。

 

どうですか!これってすごいことですよね。

約7割の自筆証書遺言は闇に葬られるということです!

 

遺言者が書き記した想いはどこへ行ってしまうのでしょうか。

 

 

#自筆証書遺言書保管制度 #検認

#公正証書遺言

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