YouTube「相続登記義務化 未登記建物 プライスレス!」をアップしました
2024年7月19日
今回はこの「國松偉公子の相続相談室」チャンネル
第100回の記念の回となります。
今まで継続できたのは応援してくださる視聴者の皆さんのおかげ、
そして支えてくれたスタッフのおかげだと思います。
本当にありがとうございます。
相続登記の義務化で不動産の登記が
クローズアップされた結果
「建物が登記されていないので、
古い建物だけど終活の一環で登記をお願いしたい」
というご依頼が増えています。
建物の価値というのは日本では年数を経ると
どんどん下がっていきます。
固定資産税も安くなっていきます。
相続登記義務化は端的に言ってしまうと、
最新の土地の所有者を把握するための制度です。
建物についてはどちらかというと
自助努力にゆだねられているように見受けられます。
建物はどうせ古くなったら壊すものだし、
登記していないことで
過料という罰金のようなものの請求もいまだに来ないし・・
と未登記のまま放置してしまっているケースが多いのです。
しかし家族の想いはどうでしょうか。
例えば、家族の思い出がいっぱい詰まった
実家を息子に継がせる、息子も継ぎたいと思っているのです。
依頼者の方によくよく事情を聞くと
その建物は建ってから何十年も経つのに取り壊しの予定もなく、
そのまま息子が住む、娘の夫婦が住む、など
評価額が安くなっているにも関わらず、
家族の間では「かけがえのないとても大切な財産」
と受け止められているようです。
ですから終活の一環として
「相続人に未登記という負の部分を残したくない、
迷惑をかけたくない」という強い想いで臨んでこられるのです。
このような問題意識を持てた方は幸せだと思います。
そして建物表題登記という「建物の存在と規格を公示する登記」
に所有者自らが取り組み、相続人に迷惑をかけずに旅立てることを
誇りに思っていただきたいと思います。
お時間あるときご覧下さいね♪
#相続登記義務化 #未登記建物 #終活
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