成年後見制度とは
認知症、知的障害、精神障害、発達障害などによって物事を判断する能力が十分でない方について、権利を守る援助者(成年後見人等)を選ぶことでその方(ご本人)を法律的に支援する制度です。 この手続により、ご本人、親族の方が安心して生活をすることができます。法定後見
既に判断能力が衰えている方が対象となります。親族等が家庭裁判所に申し立てをして、後見人等を選任して貰う制度です。任意後見
本人がまだ思考・判断能力が明確な時期に、将来、自分の判断能力が低下した場合を考慮して、財産管理や、契約などを行ってくれる人を予め選んでおく制度です。こんなときは成年後見制度を
- 一人暮らしのお年寄りが訪問販売で必要の無いものを買ってしまう
- 将来入る事になるかもしれない老人ホームに入る為の契約を代わりにやってもらいたい
- 子供が重度の知的障害者で、私たち両親が亡くなった後のことが心配
- 認知症の母の不動産を売却して 母の入院費用にしたい
事例紹介
- Jさん(66歳男性)
- 父が他界した後、継母が認知症になり、入院しているが、自分は継母の相続人にもなれないし、このまま自分が継母の財産管理をするのは問題がありそうだ。
- 国松司法書士法人はこうしました
- 年金収入が安定しており、若干の預金もあったため、後見費用も捻出できそうなので、第三者後見人をすすめ、國松自身が後見人となり、継母の最期まで財産管理をしました。
- Kさん(70歳男性)
- 妻に先立たれ、子供がいない。兄がいるがアルツハイマーとなり、病院で寝たきり状態。 天涯孤独となってしまった。自分が倒れてしまったら、どうしよう。
- 国松司法書士法人はこうしました
- 國松と任意後見契約を締結、元気なときから見守りをし、月に1度の電話と面談で安心してもらっています。
- Qさん(73歳男性)
- 自分はもう年なので、長男に自分の財産の管理を頼みたい。銀行などにも認められた方法で正式な手続きをふみたい。
- 国松司法書士法人はこうしました
- 任意後見契約と財産管理契約の双方を結ぶ契約書案を作成し、公証役場で無事に契約ができました。
料金について
2023.10月よりインボイス制度対応により、郵便切手代、レターパック、郵便小為替、交通費については、消費税を含むため
1.1で割り戻した金額を報酬額(税抜き)としていただくことで対応させていただきます。
お客様へのご請求額は立替実費としていただく金額と同額となりますので、不利益変更にはなりません。何卒ご理解いただけますと幸いです。
成年後見制度利用支援について
- 法定後見(成年後見・保佐・補助)申立書作成:11万円(税込)〜
- 上記には、ヒアリング、申立書作成、家庭裁判所への同行を含みます。
- 任意後見
契約時の報酬 | 契約発生後報酬 | |
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任意後見契約の締結 (当事務所の司法書士を任意後見受任者として契約締結する場合) |
22万円(税込)
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定額報酬 月額22,000円~33,000円(税込)
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継続的見守り契約の締結 | 22,000円(税込) |
年間66,000円(税込)(年4回の訪問を行う場合)
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財産管理等委任契約の締結 | 55,000円(税込) |
定額報酬 月額22,000円~33,000円(税込)
身上監護事務報酬 介護福祉サービス利用契約 55,000円(税込) 入退院事務 110,000円(税込) 等 |
死後事務委任契約の締結 | 55,000円(税込) |
550,000円(税込)
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- 上記報酬は当事務所の報酬であり、不動産登記手続きのための登録免許税、公証人手数料、戸籍謄本、評価証明書等の発行手数料、郵送料、交通費等の実費は別途ご負担いただきます。委任契約の内容により報酬の加算がある場合がございます。
- 任意後見ご利用の場合、公益社団法人成年後見センター・リーガルサポートとのやりとり55,000円(税込)、公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート代理人の重要事項説明の立会11,000円(税込)をご負担いただきます。
必要書類の代理取得について
種別 | 報酬額 | 備考 |
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戸籍・除籍・改製原戸籍謄本 | 1,100円(税込)/通 | 実費は別途 |
住民票・住民票除票・戸籍附票 | 1,100円(税込)/通 | 実費は別途 |
固定資産評価証明書 | 1,100円(税込)/通 | 但し、1ヶ所につき最大3,000円、実費は別途 |
名寄帳写し | 1,100円(税込)/通 | 実費は別途 |
不動産情報のネット閲覧 | 561円(税込)/通 | 実費は別途 |
全部事項証明書(不動産謄本) | 1,100円(税込)/通 | 実費は別途 |
公図・地積測量図・建物図面 | 1,111円(税込)/通 | 実費は別途 |
郵送 | 1,100円(税込)/1ヶ所 | 切手・レターパック・小為替代が報酬上乗せインボイス対応 |
出張 | 1,100円〜2,200円(税込)/1ヶ所 | 交通費が報酬上乗せインボイス対応 |
- 上記は当事務所の報酬であり、登録免許税、収入印紙代、戸籍関係書類・固定資産評価証明書等の発行手数料等の実費は別途ご負担いただきます。
その他料金について
手続・費用のご説明だけでも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
よくある質問
当事務所に寄せられるよくある質問です。
わからないことがある場合は、ここで探してみてください。 ここに記載していないことでわからないことは、直接お問い合わせフォームよりお問い合わせいただくか、お電話にてお聞き下さい。
成年後見について
- 父が亡くなり、遺言はありませんでした。相続手続きをしたいのですが、母は認知症で成年後見人はついていません。どのようにして遺産を分ければよいのでしょうか?
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まず、家庭裁判所に成年後見人をつけてもらう申立をする必要があります。
成年後見人は実際お母様の面倒をみている方がなるのがふさわしいので、その方を候補者にして申し立てます。もっとも多いのはお子様が成年後見人になるパターンですが、この場合お子様は相続人としての資格とお母さまの成年後見人としての立場の双方を併せ持つことになり、利益が相反することになりますので、特別代理人や監督人が必要となることになります。これも家庭裁判所で選任してもらいます。最終的にはお子様と特別代理人(監督人)との間で遺産分割協議をすることになります。
なお、お母様の相続する内容は法定相続分である2分の1を満たさなければならないということに注意すべきです。 - 成年後見人は親族はなれないのですか?
- 当事務所では、むしろ親族の方に成年後見人になっていただくことをお勧めしています。親族が後見事務を理解し、習得すれば、それが最もご本人の財産の保全と身上監護の上でよいと考えます。司法書士などの第三者後見人(専門家)が成年後見人になるのは、ご本人に身寄りがない、親族がみな高齢である、親族間にもめごとがある、等の場合がほとんどです。
- 第三者後見人の報酬はいくらくらいなのでしょうか?
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家庭裁判所から選ばれた成年後見人の場合、年に1度の業務報告の際、報酬付与の申立をおこなって、家庭裁判所に報酬を決めてもらいます。ご本人の財産と成年後見人の業務内容によって決められ、ご本人の財産からその額を引き出すことになります。裁判所によっても金額は異なると思われますが、平均して年間で40万円前後といったところが多いのではないでしょうか。
通常、第三者後見人(司法書士などの専門家)の場合報酬付与申立をしますが、親族が後見人の場合は、報酬付与申立をすることはほとんどないと思われます。また、契約で決める任意後見人の場合、報酬は財産の総額や内容によってご本人と細かく打ち合わせて決めることになります。
月額報酬は最低でも3万円くらいからだと思われますが、通常業務以外の特殊業務を行ったときの報酬も別途かかるのが普通です。見守りだけからスタートする場合などは、金額は大幅に少なくなるでしょうから、契約の際は十分注意したいものです。
一般的な質問
- 相談料はかかりますか?
- 初回の無料相談を月~土9:00〜18:00でお受けしております。事前に必ず予約をお取りください。
- 地方に不動産があったり、会社があったりするのですが、登記の依頼はできますか?
- 当事務所ではオンラインでの登記申請が可能ですので、現地の法務局へ出張する必要がありません。
日本全国の不動産、会社や法人についての登記のご依頼をお受けできます。 - 事務所のお休みはいつですか?
- 基本的に日曜・祝日が休業日です。土曜は2021年2月20日より営業しております。ご来所等ご希望の日時については柔軟に対応できるよう、できる限り努力させていただきますので、お気軽にご相談ください。
- 営業時間は何時から何時ですか?
- 9:00~18:00です。ただし、夜間のご希望の場合でも対応できるよう、できる限り努力させていただきますので、お気軽にご相談ください。
- ご相談は無料です
- ご質問・ご相談お待ちしています。
- 042-300-0255
- いますぐ電話する
- お電話は[月-土]9:00〜18:00までの受付となります。
上記以外の時間帯は大変に申し訳ございませんが「ご相談フォーム」よりご連絡をお願い致します。 - ご相談フォーム
当事務所のサービス
国松司法書士法人では、身近な街の法律家として不動産登記・会社法人登記・相続・遺言・成年後見・家族信託など経験豊かなスタッフが、丁寧に対応させて頂きます。
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- 不動産登記
- 司法書士と土地家屋調査士のダブルライセンスで、土地と建物は登記記録を作るところから所有権の登記、抵当権抹消登記などをストレスなくスムーズに、ワンストップで実現します!
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- 建設業許可・各種許認可
- 行政書士のライセンスもあり、建設業(入札参加資格申請含む)、宅建業、旅行業、産業廃棄物処理業等の許認可申請に対応しています。
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- 相続
- 相続の手続きはとても面倒です!司法書士に依頼することで気持ちが断然軽くなります!戸籍謄本を集めて法定相続情報を取得、遺産分割協議、相続登記、預金解約などがとてもスムーズです。
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- 贈与
- 相続まで待てない!そんな方には生前贈与がおすすめです。税理士を介して贈与税を最小限にする贈与、例えば「おしどり贈与」や「相続時精算課税制度」などをご提案します。
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- 遺言
- お客さまの想いをベストな表現で!生前対策として最も有効なのが遺言書の作成です。法的有効性はもちろんのこと、作っておいて良かった!と言える遺言書本文、付言事項をご提案します。
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- 家族信託・民事信託
- ご家族の想い、ご本人の想いをしっかりと受け止めるために「クニマツの家族信託」はお客さまに寄り添った丁寧な面談を行い、財産管理、財産承継のお悩みを解決へと導きます。
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- 成年後見
- 親や親族が認知症になって、後見人が必要と言われてしまった!そんなとき、相談するのに一番頼りになるのが司法書士です。なぜならダントツに後見人に就任していて、経験がとても豊富だからです。
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- 株式会社登記
- 会社を設立する際には完璧を期したいですよね!司法書士や税理士が入ることで、間違いを防ぐことができます。設立した後のメンテナンスも、定款変更や役員変更などで発生する登記もスムーズです。
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- 各種法人登記
- 一般社団法人の設立には多くのメリットがあります!株式会社のように営利事業を行いながら、公益的な印象を持たせられるブランド力と信用力、設立費用の安さもアピールポイントの一つです。
また、登記申請については日本全国の不動産、法人の申請をお受けできます。